糖鎖は身体の大事な役割を果たす機能
糖鎖とは、人間の身体の中にある細胞にくっついた糖のことで、ブドウ糖などの単糖が鎖状に結びついた状態のものを指します。
これが正常に機能することによって、細胞同士のコミュニケーションを取ることができらようになっており、何百種類もの病気を防ぐことが出来るのです。
私たちが元気に健康な身体を維持しながら生きていくためには、正常に機能させるようにしておかなければなりません。
糖鎖は細胞同士のコミュニケーションを図る働きをしていて、身体に不調が起こった時には他の細胞に対してその情報を伝達しうまく立ち向かえるような体制を取る機能があります。
例えば身体の中にウイルスが侵入してきた場合には、アンテナの役割となってそのことをいち早く察知し、他の細胞に対してもウイルスを攻撃するように指示を出す司令塔として働くイメージです。
逆に糖鎖がうまく働かない状態になれば、ウイルスが入ってきた場合にもその事に気が付いて対処する行動を取れず、細胞が攻撃出来ないままになってしまいます。
そのことから、うまく機能しないとインフルエンザや花粉症、不妊など様々な病気の原因となることがわかっています。
さらには糖尿病や癌などといった命にも関わる深刻な病気にも影響すると言われており、糖が結合して仕事をしてくれる状態を保つことが大事になります。
元気に保つためには、必要な栄養素を食事の中でしっかりと摂取する事です。
また糖は肝臓の中で結合されていくため、肝臓を元気にすることが大事です。